3月27日 幽斎
細川幽斎。
丹後にゆかりのある細川忠興の実のお父さんであり、ガラシャの義理のお父さんです。
武将でありながら、歌人でありその他にも料理、謡曲、太鼓、乱舞、禅、書道、茶道、鞠などすごく多才な人。
教養人で“文武両道”のスーパー大名だったそうです。
元首相の細川護煕(もりひろ)さんはその子孫にあたる人です。
細川護煕さんも教養人といった感じて、賢そうな人ですね。
焼き物をしておられる姿をテレビで見たことがあります。
茶道もされるとか。
やっぱりこれは遺伝でしょうか?
幽斎は関ヶ原の合戦の前哨戦として田辺城(舞鶴城)が石田三成に攻められたとき絶体絶命の中、天皇からの命令で身を守られたらしいです。
和歌を読み“古今伝授”といって古今和歌集を解明する秘伝を受け継いでいた幽斎は、天皇家にとって大変必要な人物であったということです。
教養って大事なんだなあと思います。
教養が身を守ったということです。
武力やお金のないものは、教養をつけることで生き抜いていける見本かもしれません。
幽斎の和歌
『古(いにしえ)も今も変わらぬ世の中に心の種をのこす言の葉』
私、この和歌好きです。
モッコウバラの蕾がたくさんつきました。
挿し木で育てた3年目の春です。