2月10日 顕微鏡
先日、新潟に住む孫が立派な顕微鏡を覗いている写真が届きました。
息子が会社で使わなくてなって処分するものをもらってきたということでした。
孫は虫取が好きみたいなので、いいオモチャができたなと思いました。
我が家にもつい最近まで主人が子どもの時に買ってもらったという顕微鏡がありました。
プランクトンをすくってきて、植物性の珪藻や動物性のゾウリムシやラッパムシをみて楽しんでいたそうです。
ラッパムシが伸びたり縮んだりしているようすを真似して、いかにも楽しげに話してくれました。
アメーバーもいたそうです。
知らない世界を知るのが楽しかったのでしょう。
子ども時代に夢中になれることがあるのはとってもいいことだと思います。
子供は好奇心のかたまりです。
二男と末っ子はお兄ちゃんについていくのでよく把握していませんでしたが、長男は好奇心が大勢でした。
内容は忘れましたが、「何で?」「何で?」とよく聞かれました。
大きくなった長男にある日言われたことがあります。
「お母さんに何を聞いても、いつもわからんって言ってたな」って。
私はほんとに無知なので、答えることができなかったのです。
でも、子供の好奇心をここで止めてはならないと感じる気持ちだけはあったのか、いつも答えは
「ウーーン、なんでかなーー???」
「わからんなーー???」
息子に言われるまでもなく、質問に答えられない自分をよく自覚できていました。
それでも息子は「何で?」と聞き続け、私も「なんでかなーー?」と答え続けているうちに、息子は親に頼らないで自分で考えるようになったのかもしれません。
子供の好奇心に対する私の親としての責任は、私の“無知と無学”ゆえにこれで勘弁してもらうしかありません。
今日は南岸低気圧の接近により雨がよく降りました、裏山の雪もすっかり消えました。春先の雨は土にたっぷりの水を与え、春になって地温が上がり土が乾き水が切れていくと、水分をたっぷり含んだ種は根をはり芽を出して成長していきます。
この時期の雨は植物の成長にとっても大切な恵みです。