4月7日 清明
4月5日は『晴明(セイメイ)』でした。
花が咲き
蝶が舞い
空が青く澄みわたり
爽やかな風が吹く
“万物が清らかで生き生きとしている”そんな頃を『晴明』というのだそうです。
“清浄明潔”という言葉を訳した季語。
なんと明るく清々しい言葉でしょう。
二十四節季(ニジュウシセッキ)を調べてみました。
《小寒(ショウカン)》
《大寒(ダイカン)》
《立春(リッシュン)》
《雨水(ウスイ)》
雪から雨に変わる頃(2/19頃)
《啓蟄(ケイチツ)》
冬ごもりしていた虫がはるの訪れ
を感じて出てくる頃(3/6頃)
《春分(シュンブン)》
《晴明(セイメイ)》
《穀雨(コクウ)》
田畑を潤し、穀物の成長を促す春
の雨のこと。
“行く春”とも言うらしく、過ぎ行く
春を惜しむ頃。(4/20頃)
《立夏(リッカ)》
“風薫る”などと言われる頃で、ゴー
ルデンウィーク真っ盛りの5/6頃
《小満(ショウマン)》
日ごとに気温が上昇して、 野山の
草木はどんどん緑の深みを増して
くる頃(5/21頃)
《芒種(ボウシュ)》
稲の種をまく頃(6/6頃)
今は稲の種まきはもっと早いで
す。
芒(のぎ)とは稲科の植物の穂先にで
きる突起のことだそうです。
《夏至(ゲシ)》
《小暑(ショウショ)》
《大暑(タイショ)》
《立秋(リッシュウ)》
《処暑(ショショ)》
厳しい暑さの峠を越えた頃
(8/23頃)
《白露(ハクロ)》
草木に朝露が宿り始める頃(9/8頃)
《秋分(シュウブン)》
《寒露(カンロ)》
草花に降りる冷たい露のこと。
紅葉がはじまる。(10/8頃)
夏の疲れがようやく回復して食欲
も増してくる。
まさに“食欲の秋”
《霜降(ソウコウ)》
朝晩の冷え込みがきつくなり、露
が霜に変わる頃(10/24頃)
しだいに冬が近づいてくる。
《立冬(リットウ)》
《小雪(ショウセツ)》
《大雪(タイセツ)》
《冬至(トウジ)》
季節の巡りが肌身に染みてくるような、風情のある言葉たちです。
私は自然に生かされているのだと、改めて感慨が深まりました。
季節のリズムに合わせて生活していくのは心地よく、体にもよい気がします。
裏山で主人がタケノコを掘ってきてくれました。