3月12日 ロケット
長男が小学校4年生のとき。
学校でロケットをつくって飛ばしたらしく、「僕たちの班がいちばんだった。60メートル飛んだんや❗」と意気揚々で帰ってきました。
ペットボトルで作ったみたいでした。
こういうこととなると俄然張りきるのが我が長男。いろいろ活躍したんだろうなーと想像していました。
3月7日、種子島宇宙センターでH3ロケットが打ち上げられました。
種子島宇宙センターロケット発射場は、種子島の東南端の海岸に面していて、世界でいちばん美しいと言われているロケット発射場だそうです。
宇宙航空開発研究機構(JAXA)と三菱重工業が50億円かけて打ち上げたのですが、
『失敗』
日本は宇宙開発の技術が遅れているそうです。
何としても何としても成功させなければならない。
欧米ではどんどん技術が進歩しているというのに、またしても遅れてしまいました。
“だいち2号”という人工衛星も乗せてあったそうです。
2022年の4月15日から5月25日の40日間のあいだに、世界では52機の人工衛星が打ち上げられたらしいのですが、その内の22機は中国で18機はアメリカだそうです。
あとの12機はフランスやニュージーランド他。
日本はゼロです。
もう高度経済成長時代の過去の栄光に浸っている場合ではありません。
関係者の話を聞いていても、本気が伝わってきません。
火星探索の研究も進んでいるらしいですが、ロケットが打ち上げられないのでは話になりません。
中国には完全に遅れていますし、そのうち北朝鮮にも追い越されてしまうかもしれません。
諸外国から甘くみられないためには、何としても何としても宇宙開発技術を高めていかなければなりません。
宇宙開発に夢や希望を持つ子供たちを育てなければなりません。
“少年よ大志を抱け”という言葉がありますが、子供たちが大志を抱けるような社会の基盤を作ることが大人の役目であり責任であると思います。
50億円というのは宇宙開発にすればかなり安い経費だそうです。
まだまだ安くすることが目標のようですが、安くして失敗ばかりでは何にもなりません。
企業も三菱重工業だけでなく他の企業も参入するべきです。
競争して切磋琢磨してどんどんレベルをあげてほしいです。
宇宙開発の魅力や必要性をもっともっと人々に知らせていく必要があると思います。
そして世界でいちばん美しい種子島宇宙センターロケット発射場で日本人でなければできない平和目的のロケットを打ち上げてほしいです。
子供たちへ
豊かで逞しい心を育ててください。
そして一生懸命、勉強してください。
そして、世の中の役に立つ仕事をしてください。
未来はあなた達にかかっています。
芽が出たメロンをポットに移植しました。