2月23日 星空

昨日夕方6時半頃だったと思います。

天体写真を撮りに行こうとしている主人の「おかーあさん‼️」と呼ぶ声が。

外に出てみると、素晴らしい‼️西の空、三日月の横に金星少し離れて木星‼️あんなにすっきりとした星を見たのははじめてでした。構図がこれまた素晴らしい‼️月の回りに綺麗な円がありました。地球照(ちきゅうしょう)という現象らしいです。地球にあたった太陽の光が月を照らしているとか。

 

昨年9月、主人が丹後天文同好会を立ち上げました。

 

そこに至った経緯と目的を知っていただきたく、ホームページを作りました。

 

丹後天文同好会ホームページ
https://sites.google.com/view/tango-astronomy/

 

丹後天文同好会
(京丹後市文化協会所属)

発足 2022年9月

代表 大江一正(おおえいっせい)


私は現在68歳です。
天文に興味を持ったのは小学生の時です。
きっかけは、「今日の月はなんか変だな」と思い空を見上げたことからはじまりました。月食だったのです。

 

それ以来、私はたまたま家にあったカメラで星を写しはじめました。
ある日、その写真を担任の先生に持っていきました。先生はそれをアルバムに張り付け、ひとつひとつにコメントを書いて渡してくださいました。
男の先生で理科や体育が得意な方でした。


それを機に、私の天体への興味はどんどん大きくなり、本を読んで調べては夜空に天体望遠鏡を向けるようになりました。
大学生の時には、天文同好会に所属して、大学に備え付けてあった大きな天体望遠鏡を毎日のように覗いていました。

あれから約50年たち、2年ほど前にようやく念願だった望遠鏡を購入し天体観測を再開しました。


身近な自然の不思議に興味を持ち、真実を探求する科学的な目を育ててほしい。

 

天体観測を通して、世界の宇宙開発技術の向上に貢献してくれる人間を育てたい。

 

私は未来を担っていく子供たちにこんな願いを持っています。

 

宇宙開発は今一番世界に貢献できる分野であると私は考えています。
しかし、先進国といわれる日本ですが、現在、日本の宇宙開発は欧米と比較して 

   技術の遅れ

   予算の不足

   人員の不足

という問題を抱えていると思います。

 

水が豊かで四季があり、火山大国で災害の多い日本。
そんななかで日本人が育んできたものは何だろうと考えたときこの二つの精神ではないかと思いました。

“他人のことを自分のことのように喜べる思いやりの精神”
“真面目さと責任感をかねそなえた強い精神力”


これこそ日本人が一番誇れるものではないかと思います。


災害が多いなか破壊に対する痛みを何度も何度も経験し、そのたびに立ち上がってきた逞しさを持つ日本人だからこそ、物事を平和的にとらえコツコツと努力を積み重ねることができるのではないか。

 

宇宙開発技術を高め世界に貢献していくことこそ今の日本に必要なことではないかと思うのです。

 

そのためには“教育”と“それを助けてくれる“理解者”が不可欠です。

 

そんな思いを心に秘めて『丹後天文同好会』を発足したしだいです。

 

私には4歳の孫が二人と2歳の孫が一人います。その子たちが40歳になる頃には、火星に人類は降り立つだろうと言われています。もしかしたらもっと早くに実現するかもしれません。

 

私たちが存在している天の川銀河から230万光年離れたアンドロメダ銀河。
そこから放たれた光の粒が230万年かけて、天体望遠鏡を覗く私たちの網膜にあたり脳に記憶されていく。
もしかして、アンドロメダ銀河に私たちのような生物がいて、同じようにこちらをみているとしたら……

 

そんなことを想像するといまだにワクワクしてきます。


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ふきのとうがでていました。

天ぷらにしました。