3月16日 老い
3月11日今年3回目の短歌会がありました。
私が提出した短歌
①『雪解けの川の流れの眩しさに心うかれて畦道を行く』
②『ユキヤナギ指でそうっと撫でてみるちっちゃな指で可愛い指で』
主役は子供の頃の私です。
立派なおばさん、いやおばあさんになりましたが可愛いときがありました。
誰にも公平にやって来るのが“老い”
産まれたからには絶対に逃れることはできません。
より良く老いていきたいものです。
いつも前向きだった義母。
私が義母から学んだことは、前向きに生きることです。
人は命が亡くなるその瞬間まで前向きなのだと思います。
「年を取るのもいいもんだ」と言っていました。
それはちょと分かるようになってきました。
60歳を越えた頃から見える景色が変わってきたような気がします。
今まで生きてきた時間よりも、これから生きていく時間の方が確実に短いのですから、時間を大切にする気持ちが大きくなります。
何歳になろうとも知らないことは山ほどあります。
これからがほんとの勉強かもしれません。新鮮な気持ちで学び続けたいなと思います。
まだまだこれから本格的な“老い”が始まります。
まだまだ序の口です。
山からパチパチ、パチパチと音がしていました。何の音かと思ったら藤の莢がはじけて種を飛ばしていたのです。
連日の乾燥が原因です。
こんな光景はじめてみました。
『獣でもいるかのように音たてて藤の大木種飛び散らす』