1月28日 雪
今日は一日中雪でした。雪起こしも鳴り響いていました。そういえば長男が高校生の時こんな短歌をつくっていました。
『仰ぎ見る空がいよいよ曇りきてあたりに響く雪起こしの音(ね)』(長男作)
私は丹後に住むようになって、はじめて雪起こしを聞いたように思います。それまでは内陸での生活ばかりだったので知りませんでした。地を這って襲いかかるように鳴り響く雪起こしの音は、もやもやした思いを吹き飛ばしてくれるようで心がスカッとします。これから雪が降るという覚悟が決まるからなのでしょうか。
感動さえ覚えます。
私ちょと変ですか?
窓から降る雪を見ていると、降り方さえも同じ時はなく、雪の粒の大きさ、密度、速さも目まぐるしく変化します。風が吹いたり時折陽が射してみたり。それによって雪が降る表情までがコロコロコロコロ変わっていきます。見ていても愉しくなります。
まさに『風光日々新たなり』です。
全く同じ光景は二度となく、人の心もいつも変化するということですね。
今朝、義母が残してくれたお茶碗と茶筅で抹茶を点てて飲みました。私の頭痛にちょと効き目があるみたいです。抹茶の中のテアニンという成分が私には有効なようです。