2月4日 光の春
丹後地方の気象データーによると
12月と1月の62日間で
雨が降らなかった日が9日
この内全く日照のない日が16日
という数字が表されました。
丹後に住む私も“確かに実感あり”です。
頭痛に悩ませれ“冬季欝”症状でした。
埼玉に住む娘が「冬だけこっちで暮らさなあかんな」なんて言っていましたが、こちらは雪で家の中のなのに、娘から送られてきたLINEの写真では青空のもと登山をしていました。
雨が降らなかった9日間も晴れてるわけではなく、1488時間(62日)のうちの日照量はほんのわずかなものであり、陽射しも弱いものです。1月24日頃からの雪は、海からの風がきつかったために、雪は内陸に飛ばされたようで、たくさんは積もりませんでしたが厳しい寒さの冬でした。
日本の日本海側は世界でもめずらしい豪雪地帯なのだそうです。
主人から、東京からでもすぐに行けるスキー場があるので海外からもたくさんの人がこられているのだと教えてもらいました。
日本海の水が蒸発し、西から東に吹く偏西風が日本列島の真ん中にある高い山にあたり雪を降らせる。
中部から関東北部の山に積もった沢山の雪が、関東平野や濃尾平野や新潟平野などの周辺の街を潤す。
雪国では厳しい冬を辛抱強く助け合って乗りこえなければならないので、そこに住む人はしぜんに忍耐と人情味が培われていると思います。
植物は、気温が低いと地上部の成長はおさえられますが、その間に地下部の根を深くしっかり張らせていきます。そして春になると地上部をじわじわ成長させていくのです。きっと美味しい野菜や綺麗なお花が咲くはずです。
新潟の上越市で二番目の息子夫婦と孫が暮らしているのですが、息子家族も新潟の地にしっかり根を張らせ、逞しく成長していくことでしょう。
まだまだ気温は低いですが、雲間からの陽射しが明るくなってきたのを感じます。
今日は立春。まさに“光の春”到来です。
この前読んだ本のしおり🔖です。