4月29日 着果節位決定

メロンの作業が忙しくなってきました。

昨日、主人がメロンの実のなる位置が畝から50cm位になるように揃えてくれました。

4/27  今日は“着果節位決定”といって、メロン実をつける位置を決める大事な作業をしています。

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青い矢印が今朝咲いた雄花です。

この位置から出ている赤い印の側枝にメロンの実をつけていきます。

この位置より下に出ている側枝と雄花をすべて取ってしまいます。

そしてそこから下の葉っぱを8枚残し、株元のいらない葉っぱはも取ってしまいます。

株元をすっきりさせることによって風通しがよくなり病気の予防になります。

また、いらない側枝を取ることによって、実をつける側枝にメロンの木の力を集中させていきます。

メロンの木に傷がつきますので、必ず晴れた日中に作業を行います。

紫外線が傷口を消毒して乾かしてくれるからです。

天気の悪いときに作業をすると傷口から病気になってしまいます。

この“着果節位置決定”が上手くいかないと、交配日がばらけてしまいます。

そうなると、その後の管理に悪影響が出てしまいます。

着果節位を決定するときに必ずしなければならないことがあります。

それはメロンの実がついているかを確認することです。

それまでの成長段階で、寒さにあったり、活着(移植後に根付くこと)が悪いと、実を着けない枝になります。

実がついているかどうかを確認しながらの作業です。


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矢印のところに小さいメロンの赤ちゃんがついています。

5月1日から雌花の花が咲いてくると思います。

 

これがついていないと、ぞっとして血の気が引いてしまいます。

 

男手は力仕事に回っていますので、この仕事はひとりで私が仕上げます。


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“着果節位決定”完了

明日は“下節葉摘葉”をします。

もうすぐ、ミツバチが入って交配がはじまります。

メロンの結婚式です。

その前後と交配中はめちゃくちゃ忙しいです。