2月17日 新しい発見

2月11日に今年二回目の短歌会がありました。

連歌(れんが)という遊びをしました。

はじめてのことでとっても難しかったですが、なかなか面白いものでした。

即興で上の句(575)をつくり、それに関連付けて下の句(77)をつります。4チームで順番です。

私とはちがうチームの88歳の女性の方なのですが、とんちがきいて切れ味がよく頭の回転の早い方がおられます。

 

私はその方の密かなファンです。

 

今日の短歌会は連歌もあったので、メンバーが提出した短歌は1首づつでした。

すごく素敵な短歌に出会いました。

メンバーひとりひとりが2首づつよいと思った短歌を選びます。

最初私はその短歌のよさがわからなかったのですが、選んだ人たち感想をきいてるうちに、「ほんとだ!すごい歌だ!」と気がつきました。

その88歳の方も選んでおられました。

 

その後です。

選んだ人がその短歌の感想を述べていくのですが、その方の深い読みとり方にハッとしてしまいました。

 

これを“年の功”というのでしょうか。

 

その短歌をつくった人が考えていなかったことまで聞き手が深い読み方をするのです。

 

言葉ってすごいです。

 

差し出された言葉はと受け取られた側の考え方や経験によって変化するものだということが実感としてわかりました。

 

新しい発見でした。

 

こんなあたりまえのことに、この年になってはじめて気がつきました。

 

私もあんな風に冴えたおばあちゃんになれたらいいなと思います。


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母のおでん