4月10日 溝掃除
我が家の裏山には大きな大きな椚(くぬぎ)の木があります。
椚は落葉樹なので、秋には黄色く紅葉し冬を前に全ての葉っぱを散らしてしまいます。
それが家のまわりの溝や樋(とい)にたまるものですから春になってからの毎年の掃除はなかなか重労働です。
梅雨になって大雨が降る前に水の流れが滞らないようにしておかないと何か気持ちが悪いし、近所にも迷惑をかけてしまいますから。
先日の夜のこと、寝る前になって主人が「明日は大雨になりそうだ」というので、私はまだ掃除ができていない溝が気になって仕方ありませんでした。
「多分明日の朝6時頃から降りだすだろう」と言いました。
私は朝に狙いを定めました。
明け方になり4時頃だったでしょうか?
ポツポツと雨の音がし始めました。
私のエンジンがかかりました。
カッパを着て、長靴をはいて、掃除用の熊手を持って。
外灯の明かりの中で溝掃除をはじめました。
ガシャガシャガシャガシャ。
主人がまだ寝ているのにうるさいだろうなと思いながらも、今やらなければ!!
と溝を二まわり。
カッパを着て長靴をはいていたのに、服も足もビッチョビチョ。
朝風呂にゆっくり入ってのんびりしてたら、主人が起きてきました。
「よー寝たわー」と第一声。
溝掃除の音には全く気がつかなかったようです。
溝はチョロチョロと気持ち良さそうに水が流れるようになりました。
私はきれいな水の流れが大好きです。
きっと実家のそばに川があり、子供の頃から水の流れが身近だったからだと思います。
やれやれ、心配事がひとつ減りました。
母屋の車庫の横の小さな三角の花壇。
ネモフィラとチューリップ。
ハンギングはパンジーです。
チューリップは二種類咲いています。
どんなふうになるかなと楽しみにしていた花壇です。