4月11日 タケノコ
今年もタケノコの季節になりました。
今年はどうもタケノコは不作かもしれません。
いつもなら3月下旬に初収穫があるのですが、今年は4月に入ってからはじめて我が家の食卓に登場しました。
この時期は毎年日課のように、昼前に仕事から帰ってきた主人は、唐鍬を肩に裏山へ出かけます。
そして「お母さん、えーのがあったよー!」と言って、タケノコを抱えて帰ってきます。
私は大きな鍋に堀りたてののタケノコの先を斜めに切って、皮に切れ目をいれます。
それを大鍋に入れ水を注いで糠を入れて火にかけます。
沸騰したら60分のタイマーをかけ火の加減を見て。
昼休みの間にタケノコの灰汁だしは完了。
そのまま夕方まで放置。
私が一番好きなタケノコ料理は
①タケノコご飯
②タケノコのお寿司
③若竹煮
④タケノコの天ぷら
⑤タケノコのおこわ
どれも甲乙つけがたいです。
私が今までに出会った人で、一番タケノコが好きな人は“私の母”です。
父が亡くなってから丹後で一緒に暮らしていたことがありますが、主人と息子が忙しい合間を縫って大量のタケノコを掘ってくると「わーいや‼️」と言って、せっせとタケノコの皮を剥いでは灰汁だしをしてくれました。
煮物をしながらつまみ食いして、「こうして食べるのが一番美味しいんやで❗」と幸せそうな顔をしていた姿を思い出します。
子供の頃にタケノコのを煮る美味しそうな匂いにつられて台所でつまみ食いしたのも懐かしい思い出です。
この味を覚えていたからか、子育て中の私は「お手伝いをしたらつまみ食いをしてもいいよ」と言っては、子供たちに手伝いを促しました。
お腹をすかした子供たちは、みんな「いい匂いやな」「なに作ってるん?」と言って料理をしている私のところに寄って来ます。
こんな時、私は「しめしめ 引っ掛かったな」と思うのです。
家庭料理の良いところはこれですね。
4/9 定植してから10日経ちました。
第一回目の大仕事の“子葉・側枝除去”をしました。
主人と私と息子3人で約1時間で仕上げました。
なかなかしんどい仕事です。
しんどいことはみんなでするのが一番‼️
これは仲良くなる秘訣です。