3月21日 読書

私は活字が苦手です。

結婚前からも結婚してからも読書をほとんどしていません。

私の情報源はもっぱら主人から聞く新聞記事とテレビです。

 

ようやく読書に目覚めてきたのは、子供たちが結婚して、主人と二人で離れで暮らすようになってからです。

三年前の冬、表紙の写真が我が家の子供たちと雰囲気がそっくりだったので買ってみました。

《千住家の教育白書》という本です。

読んでみるとこれまた、我が家とよく似ている気がして、面白くて一気に読み干してしまいました。 

 

次の年は主人が買ってきた《嫌われた監督》という野球会のお話。

「お母さんには難しいだろう」と主人に言われました。

難しい漢字が沢山出てきて苦労しましたが、意外にも面白くて何とか読みきりました。

私は野球のことはよくわかりませんが、野村克也さんとか落合博満さんのようなちょっとマイナーな感じのする監督が好きです。

 

そんな本を読んだもんですから、そのあと主人から課題図書が与えられました。「お母さんもいい年だから、社会の裏側も知っておいた方がいい」と言われ、《バブル》という本が渡されました。

難しくて時間がかかりましたが何とか読破。

自分が生きてきた時代の腑に落ちなかったことが少しわかったような気がしました。

勉強はするものです。

 

今年は冬になる前から読むのを楽しみにしていた本がありました。

森一夫さんの本です。

《生きる》主人が買ってきたので読んでみました。

もっと難しいのかと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。

書いてある内容も特に目から鱗が落ちるなんてことはありませんでした。

自分の考えは間違っていないなという確認ができたようで自信になりました。

 

《子供が心配》都会化で遊び場が次々に消失し、体を使って外でぶ子供の姿を見なくなった。

子供は本来自然に近い存在なのにと子供を心配する養老猛司さんが4人の識者と真剣な対談をされた時の会話を本にしたものです。

わかりやすくて、こんなにも子供たちの事を真剣に思って研究してくれている人たちがいることに感謝しました。

 

今年も一生懸命仕事に励み、冬にはゆっくりと読書に励みたいです。


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春先のこの時期、我が家の仕事は凄まじく忙しいです。

今年から本格的に先頭をきって仕事を回している長男。

すごく頑張っています。

体力勝負なので今日はお寿司をサービスしました。