3月26日 彼岸

彼岸が過ぎました。

“暑さ寒さも彼岸まで”

立春も過ぎいよいよ名実共に春ですね。

 

先日3/21の夏日がきいて、いっきに桜が咲いてきました。

 

広葉樹と裸木におおわれている山々に“山桜”や“こぶし”の花がが彩りを添えています。

 

彼岸の少し前になるとある方から必ず電話がかかってきます。

「彼岸になります。お花ある?」

 

その電話で私ははじめて「そうか、彼岸か…」と気がつくのです。

 

昨年の確か11月頃植え付けていた金魚草が今年はうまい具合にちょうど彼岸に合わせて咲きました。

 

たくさん出荷することができて、大勢の方に買っていただくことができました。

ばんざーい🙌

 

息子が新しい品種を何種類が増やしていました。

私は新し物好きなので新品種はお花の整理をしていても楽しいです。

 

種をまいて、植え付けて、世話をして、収穫して、整理して、販売用の商品にして。

 

手間はかかりますがたくさん売れて、買ってくださった方たちが、お家に立てたりお墓に立てたりして安らいだ気持ちになってくれていると想像するととても嬉しくなります。

 

それが農家の喜びです。

 

花の農家は全国的にもどんどん減っているのが現状です。

息子も一時、手間はかかるし売上は上がらないしで、意欲をなくしかけているときがありました。

 

主人が「減っているからこそ、花の農家の存在が大事だ 頑張れ」と言っていました。

私もできる限り手をまわして応援したいと思います。

 

金魚草を買っていただいた皆様、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 


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寅ちゃんと山桜

寅ちゃんには紐がついていて、引っ張ると2階の電気がつきます。