5月5日 こどもの日

《我が家の仕来たり》

父の日は父が頑張る日。

母の日は母が頑張る日。

敬老の日は年寄りが頑張る日。

よって、

こどもの日は子供が頑張る日。

 

これは私が考え出した私の家族作りの“仕来たり”です。

 

といっても、実は義父が「父の日は父が頑張るんだ」と言ってたのをいいなあと思って引用したのですが……

 

脱サラで農業をはじめたので、とってもじゃないけどプレゼントなどやり取りする余裕などありませんでした。

 

だから何かとお金を使わないで、みんなが満足して楽しく嬉しい気持ちになれるように。

そんなことを思いながら子育てをしていました。

 

それがほんとうに良かったのかどうかは、実際のところわかりません。

 

子供たちが満足していたかどうか、本音もわかりません。

 

あくまでも私の独断と偏見に満ち満ちているのでご了承のほどを。

 

こどもの日は子供が頑張る日なので、メロンの定植や作業を朝からみんなで頑張ります。

 

主人が「これが終わったら海に行こう❗」と言います。

 

おじいちゃんもおばあちゃんも私の子育てにはいつも理解してくれていました。

 

遠くにはいけないけれど、この日ばかりは特に子供たちのために心を寄せていたつもりです。

 

主人の掛け声に答えて、子供たちは一生懸命頑張ります。

 

3人の子供たちもみんな負けじと頑張ります。

子供といえども仕事なのでいいかげんでは許されません。

 

はやく終わって海にいきたいので、子供たちは目標のために助け合わなければならないことを覚えます。

 

私は仕事の合間を縫って、おにぎりを作ったりお弁当を作ったり、いつも子供たちのお腹の満足ばかりを考えていましたね。

 

子供たちが頑張った日は主人が「お母さんがトンカツ作ってくれるって❗」とよく言いました。

 

私と主人の間で話ができているわけではないので、私は大慌てでお肉を買ってきてトンカツを作ります。

 

頑張ってお手伝いをして、家族でおもいっきり遊んできた日の夕食は特別でした。

 

ついこの前のように思える楽しい思い出です。

 

最近はめっきりトンカツを作ることが少なくなりましたが、子供たちの受験の頃まではよく作ったなあ……

 

好き嫌いが多くてお肉の苦手な義母も、私の作ったトンカツは食べるようになりました。

 

トンカツは我が家の“思いで料理”です。

 

追伸

この仕来たりは全くは私独自のものであり、人に強要するものではありません。

あしからず。


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三葉のゴマ和えとミョウガタケご飯

 

畑に緑の野菜がないので、裏山からミツバを取って来て、ゴマ和えにして食べています。

 

ミョウガタケもニョキニョキ生えてきたのでミョウガタケの香りご飯をしました。

美味しいです。